Thursday, October 29, 2009

音の響き

音の持つ力。




私のブログを、読んでいただいている方々には馴染みのカレン・キングストンのお弟子さん、トレシーのワークショップを、前回のニューヨーク訪問の時に受けました。その時にとても関心したことがありました。

ワークショップ自体は話を聞いているだけなので、朝から晩まで英語。まるで学校でクラスを取った感じで、とても疲れました。そんな事何年もやってないので、頭がふらふらになりました。

さて、関心した事とは、ワークショップの終わりに、受講者3人が選ばれ、前に出て各々が椅子にすわり、トレシーが真鍮の大き目のベルを、座っている受講者の足元から少し離れた所からベルを鳴らし、反響しているベルを足元から頭へ体の中心にそって移動させ、彼女の腕が届くところまで、頭の上にそのベルを上げていきます。それを3人に各々3回やりました。

ベルは反響して、ウオ~ン、ウオ~ン鳴っているのですが、ベルを動かす体の部分で、その反響している音が、小さい場所と大きな場所があり、また人によって違うのです。それが、なんと3回目には音の響きは同じになっていきました。

トレシーはその音の響きで、リーディングをしていました。各々にアドバイスをしていて、3人の中にはとても感激する人もいました。(ベルを使うのは単に手段だけだと思います。まるで昔の手相を見ているようで、見ていない私みたいな感じですね。)

関心したのは、体から発せられている波動を、ベルを使って調整できる事です。
簡単に言うと、チャクラが一種の波動(聞こえない音を出しているようなもの)なので、それを音調することで、各々のチャクラのバランスを良くするもの。バランスが良くなれば、気分は良くなるし、健康にもなれます。

トレーシーのベルはまるで、楽器の音を合わせるための、音叉みたいな働きをしたのです。または、オーケストラで音合わせをする、第一バイオリンみたいなものです。オーケストラの楽器は各々音の高さが違いますが、共通する音があるので、合わせられるわけです。

もしかしたら、チャクラも同じ音の波動を出し続けているのではなく、バイオリンやビオラ、チェロ、バスのように、高音重視、低音重視の楽器ような感じなのかもしれません。チャクラの場所によって、ソプラノだったり、アルトだったり、テノールだったりと、音域があるのかもしれません。

ベルが弱く反響する場所は、チャクラの元気が無いところなのかもしれませんね。

音はスペースをクリアリングすることも出来ます。全ての物は波動で出来ているので、スペースにある物や壁が出す音が不協和音になっていれば、心地が言い訳がありません。ベルを鳴らすことによって、調音されるのだと思います。物が多いと綺麗な和音になるのが難しいのかもしれませんね。だから、最低限のものを持つ事が大切なのかもしれません。

美しい音楽をならしても、スペースクリアリングになります。同じ理屈です。

日曜日や定期的に教会や宗教関係が、ベルを鳴らすのも、スペースクリアリングをしているのだと思います。

波動は影響し易いので、自ら良い波動を出しとけば、周りも良くなるわけですね。

一人でこのベル実験は難しいかもしれませんので、友達といっしよに、試してみてはいかがですか?ベルはなるべく自分にとって心地いい、綺麗な音を出すのがいいです。何たって、その音に合わせていくのですから。

この事が、実感して分かっただけ、このワークショップは価値がありましたね。ありがたいです。

Tuesday, October 27, 2009

自然の色に囲まれて

紅葉の季節。




今ミネアポリスは紅葉真っ盛りです。数日で葉が落ちて、冬に本格的に突入するのでしょうが、今は葉が赤や黄色になっています。

ミシシッピー川沿いは木に囲まれているので、橋から見た風景は絶品です。昨日は車を走らせて、用事をしたので、帰り道に橋を通ったときに、余りにも綺麗なので、歓声を上げたら、川沿いを少し走ってくれました。川沿いの木々は黄色に変わった葉が、一面に覆っていて、黄色い何かに包まれた感じでした。

その時とても強いエネルギーを感じたのです。たぶん色にはエネルギーがあって、それぞれ色で、エネルギーの種類が違うのでしょう。しかも自然が作り上げた色は、とてもエネルギーが強いです。緑の葉に覆われた木々の中を走るのと、黄色に変わったのとを走るのとでは、とても違う感覚に襲われました。緑は安心感があるのですが、黄色は高揚させるものがあります。

人々は紅葉を見るのが好きですが、単に葉の色が綺麗で、楽しんでいるだけでなく、本能的にエネルギーを貰って、これから来る冬の準備をしているのかもしれません。生活に忙しいと、紅葉していることも気が付かないかもしれません。そんな危惧のある現代生活のなかで、意識して自然に注意を向け、自然からエネルギーを貰いませんか。

もし葉の色が青に変わったら、紅葉はうきうきしないと思います。黄色や赤がとても刺激的な色なので、高揚するのだと思います。紅葉は高揚する、なんて駄洒落みたいですが、これは偶然でしょうか。

短い一時にあるこの葉の祭典を見て、高揚して、エネルギーを蓄積しましょう。冬が寒い所ほど紅葉が綺麗なのは、それだけ冬に向けてのエネルギーが必要なのかもしれません。これは自然からの贈り物ですね。

Monday, October 26, 2009

土と遊ぶ

陶芸と私。



土曜日は私の展覧会のオープニングレセプションでした。さすがに疲れましたが、終わってホットしています。まだまだ、心配事や、気の進まないやらなくてはならない事があるので、一日何も考えないで、DVDを見たり、DSゲームをしたり、昼寝をしたりと、だらだらと一日を過ごす日が来ないかと、願っています。考えないでいいのが、とても休まります。

今から考えると、どうして陶芸に興味を持って、自分で作ってみようと思ったのか分かりません。昔はとても不器用だった(今や訓練されているので、そんなに不器用ではなくなりましたが)し、26歳の時に急に陶芸をやろうと思い立った以前は、陶芸をやった事がなかったのに、急に思い立ってからやりだして、あれやと思う内に何十年もやっている状態です。

この陶芸をやることによって、リーディングが出来る特殊能力を、開花したといっても過言ではありません。土や火との対話によって、ネイチャーとの交信を可能にしたのです。それが、スピリチャルな世界との関係を自然に即した感じです。

誰でも陶芸をすれば、スピリチャルな世界を知ることができるかと聞かれたら、Yesと答えます。別にスピリチャルな世界を知るのに、陶芸をしなければならない訳ではありません。それは陶芸だけに関したことではありません。物を作るのにとてもインスピレーションが大切です。それは直感で、直感はいわゆるサイキック能力なので、直感やインスピレーションを使うことを頻繁にすることによって、能力が開発されます。

素材を良く知らないと、いい物は作れないので、使う素材をよく研究したり、素材そのものを感じたりすることによって、言葉ではないコミュニケーションが図れます。言葉をはなさない物との対話が出来るようになれば、見えない世界だって見えるようになるものです。

色々な物を理解するのに、情報が必要になります。人間関係でも、相手を知ろうとすれば、その人に関した情報を得ようとします。情報を得ようと思えば、どんな物からも得られます。感じる機能を発達させればいいのです。そして、自分の波長と物とかの波長を合わせることによって、宇宙の法則が分かったりします。波長を合わせることは、共存にも繋がるので、その共存も宇宙の法則の上で成り立っているのですから、波長を合わせることによって、自分の位置が見えれば、周りも見えてきます。

こういった事に、気を向けて陶芸をしたり、生活をしていたら、誰だってスピリチャルな世界を知ることができるのです。

私は自分で作って、展示されたタイルのランドスケープの作品が好きでたまりません。何か次に発展するのを感じるからです。作っているときは、無心なので、出来上がってから、作品は私に語りかけてきます。それは至福の時間です。

Thursday, October 22, 2009

月とダンス

長いお付き合い。





古今東西多くの女の人が、生理痛などに悩まされています。仕事柄、女性をマッサージすると、生理痛に悩まされているかどうか分かったりします。そんなに、生理痛が蔓延っててよいのでしょうか。

なぜ、マッサージ中に分かったりするかと言うと、腰の辺りにエネルギーを感じないからです。私的には腰に力が無いと表現します。腰に力が無いと生理痛や婦人病を伴い易くなります。多くの人が腰に力が無かったりします。これは困った事です。

生理痛があるかないかに関わらず、ナプキンを布に変えてみて下さい。市販のナプキンはケミカルが多く、とても体にいいものではありません。

実際、市販のナプキンが、体に対する影響を私自身も知らなかったのですが、布ナプキンに変えた後の、変化にはとてもよい実感があります。

生理をコントロールできる話もあります。排泄の様に、トイレにいってそこで出すこともできるそうです。タオ-道教にはその訓練の仕方があります。筋肉を鍛えてコントロールできるようにするのだと思います。かなり古い時代から女性達はその方法でコントロールをしてきたのだと思います。ここの時代にきてその方法が廃れてきている。使い捨て時代による、婦人病の蔓延ですね。布ナプキンに変えると、多少なりともコントロールできるようになり、ナプキンに残る量も減りますます。期間も短くなったりします。

使い捨ては便利ですが、ちょっとした手間で、ごみも減り、体の調子も良くなり、腰の辺りのエネルギーも沸き、物事が静かに流れて行きます。生理というリズムによって、感情に乱れを生じさせるのであれば、上手くいくものも、上手くいきません。

せめて、コットンでできているナプキンに変えた方が、いいでしょう。それでも、自分でナプキンを洗い、体調を実感したり、命を感じたりする些細な体との向き合いが、自分を愛する機会を設けてくれます。それは、使い捨てでは味わえない感覚です。

めんどくさいと言って、その代わりに何をするのでしょうか。大したことはしていないように感じます。

生理痛や不順、何かしら生理に問題がある方は、一刻も早く変えて見て下さい。体が喜びます。

Tuesday, October 20, 2009

My Exhibiton

気を通す。


The Subconscious Landscape III -Mother Earth-
                           Junko Nomura


とうとう、展覧会がSt John’s University, MinnesotaのArt Center で始まります。この展覧会が一つの人生のターニングポイントになってます。これをやることによって、いろんな事が関わって、大きな波を作った感じです。

まず第一に、ニューヨーク州ニューポルツに借りていた、セルフストレージにあった私の陶芸作品と私物を片付けました。陶芸の大きな作品をミネソタに送るためにNYに行き、ストレージにあった物をなるべく処分して、いるものだけをミネソタに送るのが目的でした。陶芸の作品も泣く泣く処分して、最低限にしました。私物も大半を処分しました。困ったのが書類、資料、本関係で、これは仕方なく送りました。何せ、陶芸関係の本は捨てられないし、道具とかもあるので、それでも結構な数の荷物をミネソタに送りましたが、今住んでいる小さな私の部屋に収まる程度の私物です。

NYの人の所に置いてあった私物も、処理しました。そしたら、いろんな事が回ってきました。マッサージの仕事も忙しくなってきて、どうにかやっていけそうです。

ミネソタへの送料も結構な金額でしたが、何とか払えそうです。

このブログでも再三言っていますが、不要なものは処分したほうが、いろんな事が回ってきます。エネルギーを取られているのですね、知らないうちに。

それに、気が楽になります。何故だか気が楽になるのです。実感しています。

必要なものは入って来ますので、何事も心配はないです。もし、貯める癖のある人は、それを解消するために、一度貯めた物を吐き出して、無い状態にして生活して見て下さい。無いは無いなりになんとかなるものだと認識して、癖を直せます。

私はトイレットペーパーをストックしていないと、心配になる癖がありましたが、ここに来て何故かルームメイトとトイレットペーパーをシェアすることになり、ストックしなくてもいい状態になりました。

NYからミネソタに送った、大きくて重い陶芸の作品が、5つも送付中にこなごなに割れてしまうハプニングが起こりました。さすがに、もう二度と作れない作品が、こてんぱに割れてしまったのにはショックでしたが、ショックを噛み締める暇が無かったので、かなり冷静でした。しかし、今朝見た夢は友人がその作品が壊れた話を聞いて、おいおい泣いているのを、私が慰めるものでした。内心はやっぱり悲しいのです。でも、夢を見て悲しい自分を知り、それを受け止めることで、その事と決着が付きそうです。

ことにより作品の数も減り、展覧会が終わった後の引き取りも、少しは楽になる感じです。

これで、物が入って来易くなり、これを機会にまた陶芸に戻れるかもしれません。そうなると、とてもうれしいです。アートはやっぱり好きですから。

人間関係にも何か変化が見られて来ました。継続組ももちろんいますが、入れ替え時期のようです。新たに付き合う人、去っていく人、それぞれです。

実際は何も変わっていないかもしれませんが、私の中では何かが変わってきました。以前よりも、もっといろんな事を受け入れ易くなりました。物事は自分の意思のままに、実は動いているのが分かるからです。思わぬ出来事も、実は自分の意思が働いているのです。

Monday, October 19, 2009

初雪

もう冬に入った?ミネソタ。






10月1日にニューヨークからミネアポリスに帰ってきました。2日の朝起きたら、窓からの景色が白っぽいので、何だろうと思って外をみたら、雪が積もってました。夜中に雪が降ったみたいで、景色が一転しているのにびっくりです。寒いはずだわ。もう雪だなんて。その雪もすぐ溶け、今は雪の残骸が残っていません。残ってほしくありません。まだ早すぎる。

今週は天気もよく、温度もさほど寒くないので、葉の色が変わったのを楽しめます。

長い間、このブログもお休みしてましたが、再開いたします。ずーと壊れていたパソコンが急に動き、インターネットも使えるので、超ラッキーです。NYに帰って来てから、展覧会の準備でとても忙しく、インターネットがあると遊んでしまうので、遊ぶな、しっかり準備せよとのPCのメッセージだったのでしょうか?それにしても動いてよかった。

先月のニューヨーク滞在は、相変わらずいろんな事が起り、そしていろんな人に会って、楽しかったです。スペースクリアリングとアレキサンダー テクニックのワークショップも取り、置いてあった私物の整理もし、ジュド・ロウ「ハムレット」を見てなどなど、とても忙しかったですが、いい事もそうでない事も、自分の失敗も成功も含めて、色んな意味で勉強になりました。行きも帰りも天候の為に、飛行機が遅れ徹底的に疲れさせてくれましたが、いろんな人の助けにより、無事に家路につきました。

NYでお世話になった方々に、御礼申しあげます。ありがとう。

特に宿泊させていただいた、友人Mには言葉もないほど感謝しております。しかも任天堂のDSをいただいて、満喫させてもらってます。

日本のゲーム文化の輸出はスゴイものです。Wiiに続きDSにもやられ、しかもDSは持ち運びができるので、ちょっと待たされている時には、時間つぶしにもってこい。ルームメイトのゲームを借りたりと、時間と交友を有意義??に使わせて貰っています。

今後もブログの応援よろしくお願いいたします。