Sunday, April 28, 2013

IHセッション体験レポート①


長旅しました。



前回のIHスカイプセッションのレポートで、IHを知らない方が読むと分らないという、ご意見を頂いたので、簡単にIHとは?(IHをご存知の方はこの部分を飛ばして下さい。)


  • キネシオロジーで行われている筋肉反射(筋反射)を用いて行きます。私の解釈では、大雑把に言って、7つのチャクラを順に追って行き、エネルギーのバランス調整をするヒーリング方法です。筋反射は潜在意識と繋がっていると考えられているので、潜在意識とコミュニケーションを取りながら問題設定、目標設定、修正、エナジーのバランス統合をして行きます。していく過程は体系的になっているので、それに沿って行われます。
  • 顕在意識は必ずしも、潜在意識が求めている事を認識しているとは限らないので、問題設定や目標設定が直ぐに見つかるとは言えません。思いがけないものが、バンバン出てきたりします。IHを始める時にセットアップをしてホログラフィックモードにします。これは次元を変えると解釈すると、分かりやすいかな?と思います。
  • エネルギーのバランス調整をしますので、今の世界の3次元だけではない次元までの調整をします。施術者はあくまでも、筋反射を取りながら事を進めて行きます。主体は施術される側の潜在意識と顕在意識です。



またまた、IHセッションレポートです。


今回はEさんIHセッション体験です。(Eさんシェアをありがとう。)


Eさんは私の友人からの紹介で、どことなく私と同じ様な体験をしている方でした。原因不明の病気、手術→帰国。


単純にIHセッションのご依頼のメールを頂いた時から、彼女のIHセッションは時間が掛かるだろうと感じていました。なので、セッションは時間が掛かっても大丈夫な環境を整える事にしました。


IHセッションの所要時間は、その個人によるので、どの位時間が掛かるかは分かりません。しかも始めたら途中で止められませんので、では時間なので次の日に続きをやりましょう、とはいかないのです。勿論セッション中にトイレに行くなどはOKです。私は通常では1時間半~2時間をIHセッション時間として見ておきます。


IHセッションをする前に、IHの説明とリーディングをします。それによって、お互いの信頼関係を築きたいと思っているからです。


残念ながらここで、リーディングした内容は載せられませんが、私から見た彼女の印象は、エネルギーに繊細な人でした。エネルギーを繊細に感じられるみたいですが、本人は意識していないようでした。


彼女はIHセッションは初めてではありませんでした。しかもIHを勉強したことのある方でした。IHを分かっていると、こちらとしてもやり易いです。


説明とリーデイングをファミレスでした後、場所を変えてベットに寝て頂き、IHセッション開始です。


IHを始める前に、ざっくり問題設定のための問題点を探っていきます。Eさんは事前に、自分の問題点を幾つか書いてある紙を渡してくれました。それを筋反射で調べてみると全部Noでした。そうなると今私とのIHセッションで扱いたい問題を、彼女の潜在意識から探がす事になります。


簡単なカテゴリーから選んでいきますが、中々絞れません。ヒントをスキャンブックから出しても、彼女から出てくるワードからは、筋反射が取れませんでした。


彼女の話を聞いていると、凄く私とのセッションに何か抵抗がある感じでした。勿論彼女の方からのセッションの依頼で、私が強制的にやろうと言う訳ではありません。しかし、何かを怖がっている様でした。


彼女は目に見えない事を信じない様に、自分にいい聞かせている感じの方でした。科学的に証明されていないものへの不信感。直ぐ頭で考え理解しようとする傾向。でもどこかで、そうではない自分も分かっている様でした。私に対しての不信感は無いようでした。初対面なのにどこかで会った感じさえ、お互いに感じるような親近感があったからです。


彼女はこれから起こるであろう、理屈では説明出来ない何かに怯えていた感じでした。


私が彼女から感じる事を、述べて見ました。すると筋反射は反応します。その問題点にはなるべく本人は向き合いたくないと、思っていたのです。向き合わずに逃げようとするので、実際にIHすら始めさせてくれない状態でした。IHをしてもいい許可は、筋反射でYesを貰っているのですが、IHを実際に始める事へは、筋反射は反応していなかったので、始める前に彼女の顕在意識の覚悟が決まるまで、あれこれ話す必要がありました。


何せ潜在意識が取り扱いたい問題に対して、本人は逃げているのですから、少しの勇気は必要になります。


ざっくり問題点も決まって、IHを始めました。IHのセットアップをして、ルートチャクラで、このセッションで調整したい問題を探します。


大概エネルギーに繊細に感じられる方で、それを意識していなくて、しかも否定している方は、見えない世界での話(スピリチャル)になると、凄く拒否反応が出て、ヒントがあろうと、何も思いつかない状態になる場合が多いです。本人には、思っても見ない事の様に感じられるからです。


Eさんに色々スキャンブックなどでヒントを出しても、核心がつかないので、年齢退行をしようと思いました。筋反射で実行してよいかを聞き、Yesが出てので年齢退行を始めました。


何となくここで、過去世が出て、不思議な体験が柔軟体操になるかなと思っていました。


案の定生まれる前が出て、過去世へ行ってもらいます。過去世に戻った時に、何が見えるか尋ねると、何も見えないと返答が返ってきました。今まで何も見えなかったクライアントさんは居なかったので、怖がらないで、見えて来ますよと声を掛けたと思います。すると見え始めて来ました。


ここで困った事に、以前に別の方々から、彼女は彼女の過去世はOOでしたと言われた事が有りました。ここで事前情報が邪魔をして、退行して見えているものなのか、彼女が事前情報を元にして作りあげているのか、彼女が混乱していた事です。思う時代も状態も同じだったからです。頭で考えないよ~と声を掛けました。身を任せて~みたいなことも言ったと思います。見るだけでなく、感じてみて~と囁きました。すると彼女は泣き始めました。


彼女は何で涙が出て、実際に泣いている状態になっているのか分らないと言い出しましたが、私はイイのよ~考えないで~その気持ちに浸って下さいと声を掛けました。


するとこちらも見るからに、彼女が頭で作りあげているものでは無いものを、見ていると感じました。


その時に起こった事、感じた事を話てくれました。辛い場面だったようです。


もう情報的には十分だと思い、現世の今に戻ってもらうよう誘導しました。


しかし筋反射がないので、戻って行きません。あれ~戻らない~ それなら、まだ情報として行きたい過去世があるのかな?と思い、また遡る誘導して、別の過去世に行ってもらいました。


別の過去世に戻ると、そこで私の質問に沿って、見えたもの、感じたものを話してもらいました。もうその頃には、彼女が見えるものは、事前に入っている過去世の情報とは違うので、なぜそれが見えるのかの疑問は持っても、自分が勝手に想像したものではない事を、本人も認めて来てました。


そこでの情報はもう無さそうだったので、また現世の今に戻って貰う誘導をしました。しかし戻りません。今までの私の経験では、年齢退行して過去世に行って、そこで情報を得たら現世の今に戻って来こられました。1回の過去世に退行して十分でした。


それが、今回2回目でも戻らない。戻らないなら、また別の過去世に戻ってもらいました。


今度も違う過去世に戻って行きました。そこでまた他の時代とは違う自分を見ていました。そこでの情報を得たら、現世に戻るのではなく、他の過去世に行く必要があるのか、筋反射で聞くことにしました。答えはYesだったので、もう遡るとかではなく、時間軸に関係なく、問題に関係のある過去世まで行って下さい、に私の誘導も変わっていました。直感的に遡るではおかしいと思ったからです。


また違う過去世に行きました。彼女はその時少女でした。色々質問しても収穫がない感じだったので、その少女が成長した状態まで進んで貰いました。しかし、私の中でもその少女が成長した感じがなく、Eさんも同じ事を言うので、その少女がどうなったのか尋ねると、亡くなったようだと答えが帰って来ました。私もそう思ったので、他の過去世に行く必要があるか筋反射を取りました。答えはYes. あれ~また行くんですか~


行きたい過去世に戻ってもらい、今度は2回目に行った過去世と同じ時代の同じ人で、前回は成人でしたが、今度は青年の時の場面が浮かんで来ました。そこで質問して情報を得て、その後その青年を成長させて見ました。その青年が老人になった所になり、そこで質問をして情報を得ました。


ここまで来れば、戻れるかと思いきや、他の過去世に行く必要ありでした。


別の過去世に戻った途端、足が震えて、とても怖いと言い出しました。あ~震えてる~怖い~と言うばかりでした。私はその時、この人(過去世の人)は、目をつぶっていると、直感的に思いました(見えました。) 何が見えますかの質問に、何も見えないと答えが返って来たので、その人は目をつぶっています。Eさんは目を開けなくていいですから、その人の目を開けて見てくださいと言いました。目を開けると、周りは暗く、上を見上げると明るい。多分穴か何かの場所に居て、上に穴の出入口がある感じが見えたそうです。


そこで、質問をして情報を得たら、その人も少し成長させてそれからどうなったのかも、探りました。そこでの情報を得てから、もう情報が取れそうもないと分かると、他の過去世に行くか筋反射で聞いて、もういいのではと思っても、Yesが出ました。


これで7回目の過去世巡りです。今度は始めに見た時の時代と同じ人に戻りました。そこで叫ぶように、Junkoさんに話を聞いて貰いたいと、とても思っているんですと、言いました。


何が言いたいのか聞くと、一番目の時とは違って、ベラベラ喋り始めました。泣きながら私に訴えていました。やたら、私に聞いて貰いたいと言っていました。私はハイハイと聞きながら、質問も混ぜて情報を取って行きました。


あ~これで戻れるなと直感的に思ったので、現世の今に戻ってもらうように誘導していきました。案の定、戻れました。
最大のポイントは始めと最後の過去世にありました。しかし、事前情報が邪魔したり、過去世を見ているという不信感を脱ぐ為に、今の自分の性格、行動に思い当たる様なエピソードを見せて、彼女に信じ込ませるために、何度も過去世に行った様にも見えました。


こんなに過去世を行ったり来たり、同じ人を成長させたりと、長い長い退行は初めてでした。1回で十分と言うことはないんだな~と感心しました。ここでは詳しい彼女の過去世の内容については、控えさせて頂きます。今の彼女にとても結び付くポイントが、その過去世で繰り広げられていましたから、単に今回の扱う問題点だけでなく、幅広く意味ありげな物語になっていました。


当の本人Eさんもびっくりしていました。過去世は見ている本人は第三者的に見ていて、でも出てくる人は自分なのだと分かり、その人の感じたことや、情報も分かってくるのです。自分を主人公にした映画を見ながら、その主人公を体感する感覚になります。


そんな体験を早々するものではないので、本人はびっくりしてました。それでも、見た本人はその過去世の物語を何となく納得するのです。これは、多分体験しないと言い表せない感じだと思います。


こんなに過去世を見せられると、もう自然に口から自分の問題点が出て来ました。筋反射は反応しました。問題設定も出来て、セイクラルチャクラで目標設定をします。


目標設定もすんなり設定出来、ブループロトコールを経て、修正、完了です。

途中で統合するのに少し時間を取ったり、お水を飲んだり、トイレに行ったり、と終了するまでスムースに流れていった感じではなかったですが、余りにも年齢退行で時間を取られたので、退行が終わってから、セッション後に入っている予定に間に合うように終わって下さいと、口に出さずにユニバースに頼んだので、2時間~2時間半位で終わりました。


IHセッションでは、必ずしも年齢退行が出るとは限りません。その人に必要でなければ、筋反射は反応しないからです。勿論年齢退行全部が、過去世が出るとは限りません。現世での年齢も出て来ます。


年齢退行はあくまでも、必要な情報を得るための手段なのですが、私の経験から言うと、過去世退行すると、とてもヒーリング効果がある感じがします。気づきをもたらすからなのかも知れません。


つづく。。。


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