Thursday, June 27, 2013

IHセッションリポート 自分編其のニ

出会い。



前回の続きです。

前回のセッションで、Follow-up Balance(前回のセッションに付いてまたIHをするという項目)が出たので、食事をしてからまたIHをやって貰いました。

続けてやって大丈夫なんですか?って聞かれましたが、以前やった事があるし、マチルダに聞いた時に、余り推奨はしないけど、食事を取ったりして休憩を入れたら大丈夫よ、と言われた事があるので、他の日にちをさくのは大変なので、続行です。

今回は前回の続きなので、直ぐにIHに入りました。

IHセットアップをして、ルートチャクラ開けて、問題設定です。

前回の目標が、「世界をひとつにする事」だったので、どうやってやり遂げられるかを考えました。

どうする?と言われても、余りにもデカイ話なので、困ってしまいました。

ヒントが欲しいので、カードを引いて、スキャンチャートも選びました。

そのヒントから、何となく教えていく方向に向かうのかな~と思いました。教える立場になるとしたら、何を教えるの?という疑問が湧き、考えました。

すると、大きな重厚なドアのイメージが私の中で浮かびました。そのドアの事を話すと、開けて見たら?と言われたのですが、とても私は開けたくはなかったのです。

嫌だ~~~、ヤダーーー。ヤダーーーと子供のように叫んでいました。開けたくない!開けられない!

何で?と尋ねられました。

何でだろう?何で開けられないのだろう?と自問しました。

あ~開けるの怖い~~~ 怖いよ~~~

開けたら何か未知のものが広がっていそうで、開けられない。

なら、勇気を持って開けてみて、と促進されました。

だめ~~~ 開けられない~~~ ヤダーーーー

と拒否をしていました。

プラクティショナーの彼女も私も、この扉を開けない事には始まらない気がしていました。でも私は開けられないのでした。

そこで、私が退行を試みようと思いました。実際に扉の所まで行けば、開けられるかもしれないと思ったからです。

私一人で退行してみたらと言われましたが、退行は誘導してくれないと、掛かりにくいのと、退行してから、どうしていいか分からないからです。客観的な自分が考えてコントロールしようとすると、我に帰ってしまう感じになって、退行が上手くいかなくなります。

それに一人だと寝てしまう危険があります。一人で行うと、夢かそうでない狭間にいる感じになるので、凄く眠くなってしまうのです。(一人でやった経験有り。)

彼女に退行の仕方を教え、実際にやって見ることにしました。

私の行きたい所は過去世ではないので、過去世に言って下さいではなく、行きたい次元に行って下さいと誘導してもらいました。

前回のEさんに退行をした時、最後に過去世ではない、違う次元(次元を超えた?)所に行ったので、過去世でない所にも行ける事を体験しましたから、そうしました。(上手いことに前回の体験が活かせる形になっています。)

すると、何となく明るい場所で、何も無い所に着いた感じでした。そこから少し移動する感じで、歩るくイメージをしました。するとお花畑ではないのですが、明るいお花畑のような場所に出ました。お花が咲いているわけではないのです。何か輝く小さなものが下から伸びて、揺ら揺らゆれて、輝く小さなものが空中にも舞っている感じの所でした。

そこは生命があふれているのを感じ取れる場所で、何かが有るわけでもないのですが、キレイでステキな場所でした。

そこから、階段のように上へ登って行きました。

行き着いた先に、大きな重厚な扉が立ちはだかっていました。

プラクティショナーが、扉を開けられますか?と聞いてきました。

私は、開けられないと答えました。

P:なぜ?

私:開ける勇気がないです。

P:勇気を出して、開けて見てください。

私:え~怖い。

P:大丈夫。勇気を出して。

私:勇気を出してみます。少し触ってみます。

  触るとゴツゴツした感じなのに、軽い。あ~崩れていく。触ると簡単に壊れる。

扉はとても重厚に見えるのに、触るととても軽い感じで、ポロポロ崩れていくのでした。

私:あ~壊れた。扉が壊れた。

P:では中に入ってみましょう。

私:怖いです。扉の手前から中を除いてますが、暗いです。
  すごーく暗いです。

  中に入るのですか?

P:入ってみましょう。

私:では、勇気を出して、中に入ってみます。

扉の向こうは暗くて、まるでブラックホールがある感じでした。なので、入れば落ちるのではないかと思いました。でも実際に入ると、体が浮いた感じでした。

私:体が浮いてます。落ちると思ったけど、浮いてる~~

P:何か見えますか?

私:暗闇の中に小さな光輝くものが、沢山浮いてます。
  だから、そんなに真っ暗ではありません。

浮く感じに身を任せていると、突然光の中にいました。とても明るい場所です。

私:(余りにも明るかったので、)部屋は明るいですか?今、とても明るい中にいます。

P:部屋は明るくないですよ。電気も消えています。

私:明る~い、光に包まれてます。
  何か存在がいるようです。
  私に話掛けているようです。聞いてみます。

姿や形は見えませんが、確かに何かが存在している感じでした。なので私は「存在」と呼びます。その「存在」から声が聞こえてきました。

以下は、その時私が存在から聞いたものです。

   
   怖がる事はない。ようこそ。

   今日は、この日を迎えるにあたり、
         あなたの存在を歓迎します。 

   死と生命の狭間には、境界線は無く、
         あなたの存在全てが、全てを支配し、
   あなたの思いがひとつにするのです。

   あなたは、あなたである事が、世界を一つにし、
         あなたが、あなたで一つなのです。

   声を聞き、心で感じ、目で見える事に惑わされず、

   生きているという実感が、全ての幸せの源です。

   実際に分ける事は、幻想であり、
         幻想は全てを物語る。


   なので、あなたは、それに捕らわれてしまう事は、
         必要ない。


   時間を飛び越える事は、さして難しい事ではない。

   人間が時間を作るからである。

   必要な時は、いつでもここへ来るがいい。


外では、近所の子供が駄々をこねて、叫んでいるのが聞こえ、風のせいか部屋のドアがガタガタいっているので、時々、え?聞こえないな~と言いながら、聞こえた事を声に出して言っていました。(そんな中、書き留めてくれてありがとう~)

私はいつでもそこへ行っていいんだ~と思うと、安心しました。声が聞こえなくなり、光が遠くなっていきました。


それから、行きたい別の所に誘導されました。

今度は、例のイギリスの過去世に着きました。(イギリスの過去世の話はこちら。http://junkonomura.blogspot.jp/2012/02/in-ny.html   http://junkonomura.blogspot.jp/2013/04/ih_30.html 

私は男の青年で、他に仲のいい男友達2人と、街中を歩いている場面でした。

1人は色白のハンサムな青年で、もう1人は可愛い感じの青年です。20代の3人は楽しそうに、歩いていました。

それから見た場面、場面をまとめるとこんな感じです。

ハンサムな青年は画家で、画廊に絵を卸していて、絵は売れている感じでした。だからと言って有名な画家と言う訳ではありませんでした。まだまだ若いので、売り出し中という感じです。彼の絵は私から言うと、伝統的な画風で、私から見ると余り面白いと感じる作品ではありませんでした。でも、才能があるのは分かりました。少しプライドが高い青年です。

私も画家でした。画家と言っても商売として成り立っている感じではないです。やっと、ハンサムな彼が絵を置いている画廊に、私の絵が飾られる事になって、嬉しくなっていた感じでした。私の絵は当時では、変わっている絵でした。なので、その画風が少し認められて、やっと画廊に置いて貰えた状態なので、売れているとは言い難いものでした。でもとても嬉しくて仕方がない感じでした。

当時の私は余り気がついてなかったみたいですが、私の絵が画廊に置かれ始めた事を、内心ハンサム君は余りいい気がしていませんでした。私は彼の絵は売れていて、才能があるのに、なぜ時々私に少し冷たい視線を投げかけるのか、分かりませんでした。

多分彼は、自分の中に無いものを、私の絵の中に見出しているようでした。嫉妬していたのだと思います。

私は気にしていませんでした。彼の絵はつまらいと思っていても、彼には才能があり、絵は売れているのですから、それ以上何を望むのかと思っていたのです。

可愛い感じの友人は、少し距離のあるハンサム君と私との間を取り持つ様に、2人の間をちょろちょろしている感じでした。彼もアーティスト仲間で、彼の方が少し若い感じでした。

実はハンサム君と可愛い君は付き合っていました。多分私はそれを知らなかったのだと思います。

可愛い君は、屈託なく、突拍子のない私に少し恋心を抱いて居た感じでした。私はそんな事には鈍感でした。私は、親しく可愛い君と友達付き合いをしていました。

無頓着に、自分の絵をあげたりしていました。

私には、密かに思っている女の子がいました。ある日その子にペンダントをあげました。

それを可愛い君は、目撃していた感じがしました。当時の私は目撃されていた事は、知りませんでした。

多分、可愛い君も嫉妬したのだと思います。

微妙な三角関係が、悲劇を呼んだのです。

私のお父さんは、遠い所にいました。近所のパン屋のおじさんが、私にとても良くしてくれてました。なので、そのパン屋のおじさんが父親の様でした。

小さなパン屋ですが、店内に2~3のテーブルが有り、そこで、3人はよくたむろっていました。私はそこのパンが大好きでした。

私は、自分の家族が大好きでした。それぞれ、個性が違うので、バラバラな感じでしたが、気持ちの通った温かい家族が好きでした。

食事が途中であるかのような状態のダイニングテーブルが見えました。でもそこには誰もいませんでした。

次に自分のお葬式の場面を見ていました。家族がとても悲しんでいるのを、心痛く、実際に大泣き状態でした。兄が悲しんでいる場面は見たくないと言っていました。

その後は、今まで客観的に場面を見ている状態でしたが、私本人が当時の私になって、主語が僕になっていました。

私は自分が死んだ(殺された)後、パン屋のおじさんが悲しんでいるのが、辛かったです。それに申し訳なさで一杯でした。おじさんは私に期待を掛けてくれてました。その期待に答えられなかった事を、悔やんでいました。

私は実際大泣きしてました。

それから、ハンサム君や可愛い君に対して、あいつらは馬鹿だ!と言っていました。

でも、僕が世間知らずだったのが問題だった、と事の発端はそこにある事に気がついたのでした。


それから、現世に戻って来ました。

余りにも衝撃的な、退行だったので、あ~凄かった~ あ~凄かったとしか、言えませんでした。

それから、先へ進んで、目標設定をするのですが、退行の体験が凄すぎて、思い出せるのが、「存在」に出会った事と、パン屋のおじさんのことしか思い出せないでいました。

そんな中で目標ですか~ 何が目標~と、とても考えられる状態ではなかったです。

少しクールダウンしてから、目標を設定をしました。

どんな経過で、目標になる言葉を思い付くいたのか、思い出せませんが、目標は「魂の意図する方向へ進む」でした。

目標設定出来たので、後は修正、統合です。修正はBody関係です。前回もBody関係の修正で、今回もそうです。何か体に滞っているエネルギーがあったのだと思います。

終わりの時も、チャクラが締まらなかったので、チェックすると、宿題が出ました。宿題はダイエットです。

それで、終了です。

余りにも強烈な体験に、今までの私の言い訳は、二度と言えない感じです。

「存在」からのメッセージを読む度に、感動します。

それに、難解です。世界をひとつにする事は何かを、示していますが、理解するのが大変です。

私が私である事を奨励されているので、自分が普通にこだわらなくてもいいし、もう自分の中で、オン/オフのスイッチを作らなくていい感じがしました。ずっとオンの状態でも、きっとOKなんでしょうね。

このセッションをした後の数日間は、記憶の中の時間や日にちの感覚がとても狂っていました。

記憶が欠如した部分もありました。セッションをした内容は、何も思い出せなかったです。ブログを書くに当たり、プラクティショナーと話をして少し思い出したくらいです。

時間という概念が外れてしまった感じでした。

あれから、「存在」にはお会いしていません。多分、朝の4時起きをしていないからでしょうか? 

セッション中に、対話するにはどうするかを、筋反射で聞いてみました。朝4時に起きる。朝晩のシャワー、気持ちの入っていないものは、食べない、というキーワードが出ました。

朝4時って、夜型の私には早すぎる~ 早寝、早起き。あ~基本なのかしら。




Sunday, June 23, 2013

IHセッションリポート自分編其の一

一つ一つ剥がされていく私。



IHセッションリポートの続きです。

今回は、私が受ける側になります。

申し訳ない事に、IHセッション内容を、余り覚えていないのです。なので、分かる範囲で書こうと思います。


相変わらず、私が意識する問題は、筋反射ではNoのまま。

なので、問題点を探る所から始まりました。

オラクルカードを引くと、「重荷」というカードが出ました。

重荷を外す。。。。私がリーディングとかの仕事をする事に、自分に少し重荷を背負わしているのかなと思い、それに関しての話をしたと思います。

それから、あれや、これや話して(思い出せません)、実際にIHに入る事にしました。


IHセットアップをして、ルートチャクラを開けて、問題設定です。


思い当たる事や気になる話をするなかで、友人がもっと積極的にリーディングとかしなよ。能力があるのだから、勿体ないという事を言われると、私は自分では思ってもいない事を返答する時が多い事を思い出しました。

言い訳の様に、疲れるからとか、普通でいたいからとか、大体やらない理由付けを言ってごまかしていました。後になって、何であんな事を言ったんだろうと思うのでした。

それと、サイキックみたいな能力が欲しいと言う人が多く、私に対していいな~って言われる事が多いのですが、サイキックなんてなったら、大変だよ。嫌な事や、疲れる事、怖いおもいをさせられたり、それが分って言っているのかしらと内心思っているのも事実でした。

そんな中で、私の中には普通でいたい私と、スピリチャルに進んで行く私が存在していました。

その間には、大きなギップがあって、埋められないのでした。

スピリチャルにガンガン進んでしまう事=普通の人でない図式がありました。

しきりに、セッション中も、普通でいたい、普通でいたいと連呼していました。能力を磨いて行くのは、もはや私の中では普通の人では、居られないという不安があるのでした。

でも私にとって普通とは何なんだとろうと、考えてみました。しきりに普通でいたい普通とは?

すると、普通とは周りに馴染んでいる事だと気がついたのでした。多分私は周りに馴染んでいない感があり、違和感を人に感じさせている事を気にしているみたいでした。

そして、自分が異質であると思っている、思われている事を、嫌がっていました。

それが、スピリチャルにガンガン進もうとするもう一人の私に、ストップを掛けるのでした。

この事は、当の本人でも、そうか~そう思っているんだ~と感心する感じでした。


問題設定はこれぐらいで、OKだったので、次に進み目標設定です。


では、もしその普通でいたい思いを手放したらどうなるか、考えてみました。

そうなると、私の使命は何なのだろう?

あれこれ、考えてみたり、ヒントでスキャンブックを引いてみたりしていくうちに、何故かある言葉が浮かんできました。「世界をひとつにする事。」 おぉぉぉぉ~

それが目標ですと筋反射で聞くと、Yes。それがNo1? Yes。

世界をひとつにする事、デカイ目標だ~~~ そうか~世界をひとつにするのね、と何だか妙に納得していました。


目標設定は終わって、修正(Spine/Back)、統合ですが、最後にクラウンチャクラが閉まらないので、調べるとFollow-up Balance(これに付いてまたIHをするという項目)が出て、終わりました。

このセッションだけでは終わらせてくれず、この事に関して続きのセッションをしないといけなくなりました。


つづく。。。。

Friday, June 21, 2013

IHセッションリポート(E)

未知との遭遇。



IHセッションのレポートです。


前々回(http://junkonomura.blogspot.jp/2013/04/ih_27.html)のIHセッションで、過去世に同じ人生の行ったり来たりも含めて7回も飛んでしまったEさんです。


今回のセッションも長く掛かりました。それも凄い体験付きです。


相変わらず、Eさんが思う問題は、筋反射でことごとくNoが出ました。

その中に、老眼みたいになって来たと話してくれました。老眼になるような年齢ではないので、老眼ではないでしょうと言うと、でもヴィジョン(視力)が見えないのと言うので、私はヴィジョンを未来の展望的想像と言う意味に取って、ヴィジョンが見えないの?と少し噛み合わない会話を展開していました。

途中でヴィジョンがアイサイト(視力)の事を言っているんだと気が付き、話が噛み合わないはずだわと、笑っていました。


実際にIHに入る前に、他のヒーリングや他のIHプラクティショナーでのIHセッションで、宗教や神に対して、抵抗がある事が出てきた事を話してくれました。特定の宗教を信仰したい訳ではないのですが、神という一般的に定義されているものまで、受け入れる事が出来ないことを筋反射で、認識されるそうです。

神を信じたい!と言う強い気持ちがあるのではなく、どうしてそんなに神に対して抵抗があるのだろうという疑問は、彼女の中にありました。その原因が前々回みた過去世にあるというのは、彼女は何となく気がついていました。

しかし、大泣きしながら見たその過去世をもう一度見たいとは思っていない感じでした。


オラクルカードや、スキャンチャートでヒントを貰いながら、思い浮かんだ事の中に、本質を見られない、善悪に関係して分ける等の問題点を絞り、IHセッションに入っていいかの筋反射を取って、Yesがでたので、入って行きました。

IHのセットアップをして、ルートチャクラを開けて、問題設定です。

ザックリと出した問題点を突き詰めて言っても、ピンポイントの問題点に中々たどり着きませんでした。

なので、ヒントとしてスキャンチャートの言葉を選びました。その言葉は宗教、神関係の関係を暗示したようなもでした。

本質を見られないとか、すべてを善悪で見ようとする傾向がある、神/宗教関係が出てくるなかで、宗教に騙される不安が強く出て来ました。

もう宗教と言ったら、前に見た過去世に関係があると思うと本人が言い出したので、年齢退行して過去世に行ってもらう事にしました。


勿論筋反射でもOKが出ているし、見たほうが早い気もしたので、過去世でYesの筋反射で出た時点で、前々回のIHセッションで過去世に戻った時に、一番始めに戻った人生に戻って貰いました。


今回はすんなり画像が見えて来ました。お腹の中にいる胎児が見えました。それが本人なのか聞くと、息子だと答えました。自分の息子かと尋ねると、違うと答えが返って来ました。

では、その胎児を少し成長させる事にしました。すると子供の姿が見えて来ました。

その子供の面倒を見ているEさんも見えて来ました。

場面、場面で質問をしながら情報を得て、子供を成長させながら、場面を変えて、情報を得る手法を取りました。

その方法で得た情報を元に、話をまとめると、比較的新しい時代、Eさんは当時女性で、子供の頃にとある宗教団体に引き取られ、そこで育ちました。後に教祖とその家族の面倒を見ながら、教団の幹部として働いていました。彼女は、教祖に愛されていましたし、彼女も愛していました。しかし、教祖に正妻との間に息子が生まれると、彼女と距離を取る様になりました。

彼女は教祖の息子の面倒を良くみて、教団の運営も任されていました。教団運営の為に人々を騙すようなやり方で、お金の調達をしたりしてましたが、それが本来の神を信じたり、宗教のありかただとは思ってなく、むしろ嫌々にやってました。

彼女に取っては、子供の頃から育った教団は家族みたいなもので、その教団を存続させる事は使命だと思っていたほど、彼女の中で重要視していました。

なので、教団から脱出しようとした女性を、教祖の息子が殺害してしまったときも、その後始末をしたほどです。

彼女の中では、罪の意識と教団を守る気持ちの中で、本来の宗教はこういうものでないという思いをどうする事も出来ませんでした。

なので、今世でも権力や金に結びついた宗教団体の嫌悪感は強く、一般的に言われる神は、人間が作ったものに過ぎないので、信じるに値しない考えがありました。

本当はもっとこの時代の人生のストリーは有りますが、それは省略します。


その後に、自分が行きたい過去世に行って貰いました。

次は、また前々回に見た古い時代の、生贄にされる少女時代に戻りました。

少女は村の皆んなの為に生贄になることは、嫌でも仕方が無いことだと思っていました。

もうその頃には、実際にお腹の辺におかしな感触がありました。

生贄の場所に寝かされて、その少女はお腹を切られていたのです。切られているのに、痛くない。どうして?でも実際にお腹の辺りが変。

その疑問に答えるように、その場面より少し前の所戻って行きました。

切られる前に、大きな石で頭を叩かれて、即死させられていました。村の人々にも生贄にされても痛くないと言われていたらしいのですが、何か儀式的な事をする前に、殺していたようです。そして、その石を持っているのが、その少女の父親でした。

その父親の気持ちも加味して、仕方が無い事とはいえ、酷く悲しい事です。そこまでする意味があるのかという気持ちが、宗教の不信を起こさせました。

私は、自分が見える映像を見ていると、少女のお腹を割いて、腸を出すとそこに何かを入れているように見えました。その事を質問すると、もう死んでいて分らないという返事が返って来ました。


それから、筋反射で別の時代に行く、のが出るので、また別の時代に行き、今度は古代エジプトへ飛びました。

そこでは男性で、ミイラかお墓を作る職人でした。そこでも、ミイラとか作っても生まれ変わったりなんかしない。神は王家で作られてものだと思いながら、それを口にはせず、仕事に従事する生活を送っていました。

そこに一人の痩せたお爺さんが座って、本来の神は何であるかを説いている場面に変わりました。職人の彼は、そのお爺が言っている事が本当の事だと思い、お爺さんの事がとても好きでした。

そのお爺さんは兵士2人に両腕を抱えられ、引きずられるように何処かへ連れ去られてしまいました。

急に、このお爺さんJunkoさんだ~と言い出しました。え?私が登場??


何故か過去世に戻っていると、風貌も性別も違うのに、過去世で登場した人物が、現世の人と認識出来るのです。登場人物全員が認識出来る訳ではありませんが、個々の魂が判別出来るようです。外見は違っても中に入っている魂が同じだと認識出来るようです。


このエジプト時代は、本人がそれが真実であると思う事を言うと、ヒドイ目に会うのを、お爺さんを見ても分かるので、口を閉ざし、そんな事には興味がないがのごとく生きていました。


どの時代も、関わっている信仰に対して疑問があり、自分が信じる神象を語ろうとすると、命さえ危険な状態になるを物語っていました。

もうそろそろ、現世の今に戻って貰うよう誘導しました。筋反射の腕が動いたので、現代に戻って来たんだ~と思うと、今度は光が見えますと言い出しました。


え?現代に戻ったんじゃないの?光? あちゃ~~違う次元に行ってしまったわ~

光が見えているので、引き返すわけには行きません。いい機会なので、続行です。

彼女は暗い所にいて、遠くに光が見えていました。光の方へ向かって下さいと誘導しました。

光が大きくなって来ました~ あ~頭が痛い。と頭痛を訴えていましたが、セッションが終われば頭痛は消えると思ったので、少し我慢してねと呼びかけました。

その次元に行ってしまうと、エネルギーが凄いので、私は椅子の背もたれにもたれ掛かり、少し距離をおく感じで座っていました。(私は椅子に座ってセッションをします。)

あ~明るい~ あ~そこはお花畑の様な、映画ナウシカにあった場面の様なキレイな所です、と説明しました。

体が熱いです、と言っていました。実際に熱が出たように、体が熱くなっていました。

今外は明るいのでしすか?と聞いて来たので、私は、いいえ暗いですよ。今日は曇ですから、それに部屋の電気は付けてませんからと答えると、凄く明るくて眩しいくらいと言ってました。

もっと光の方へ近づいて下さい。光を浴びて、吸収して下さいと誘導しました。

え?光の方へ?どこ?と方向が分からない感じだったので、光を吸収して下さいと呼びかけました。

すると、

Eさん:あ~光に包まれてます。

私:何か存在を感じますか?

Eさん:そこには何もない感じです。何もないです。

    あ~でも、私が会いたかったものです。長年探していたも
    のに、会えました。嬉しい~

    熱い、体が熱い。


実際に近づいて腕を触ると、とても熱く、熱が吹き出している感じでした。


私はいつそこの場面から離れようか、考えていました。滅多に光に会えるものではないので、タイミングを見ている状態でした。

幾つか質問した後、少し待って、そこから出てもいいと思ったら言って下さいと言いました。

もういいと思うという返事が来たので、現世の今に戻って貰いました。


今度こそ戻って来ました。

体が熱い~ 彼女の体は凄く熱くなっていました。彼女は、あ~何だったんだろう~と呟いていました。

問題設定は、もう十分情報も得たので、次に進みました。

今度は目標設定です。問題設定で話しをした事、体験したことを総括して考える目標を立てて貰いました。

そのキーポイントにヴィジョンが出て来ました。ヴィジョンの言葉に対して筋反射の腕が大きく振れます。

ヴィジョン?何のヴィジョン?ヴィジョンを見るの?将来のヴィジョンを持つ?

色々考えてみても、筋反射の腕が動かないので、一旦ヴィジョンと言う言葉からは離れて、スキャンリスト等からのヒントを得ながら、迷走しながら、考えて行きました。

最終的に出てきた目標が、「真実は心の目で見る」でした。

ヴィジョンとは見る事を意味していたのでした。セぅション前の会話の始めに出てきた視覚としての意味のヴィジョンを、目標設定時に潜在意識は訴えていたのでした。

私は思わず笑ってしまいました。ユニバースや潜在意識などは、本当にシャレの利いたユーモアのある存在だな~と思ったからです。

ガチガチに真面目な存在でなく、楽しませてくてる存在であるのを感じさせてくれました。

何気ない会話の中にも、答えが隠れているように思えました。本当にたまたま何て無いんだ~と再確認した感じでした。


目標設定が出来たので、先に進んで、修正、統合です。

修正も第三の目を開かせる様なものも出て、視覚的情報だけでない情報を得られる様に、修正された感じでした。


IHセッションが終わっても、彼女の体は熱いので、このまま帰って貰うには危ないと思い、少し何かを食べたり、お茶を飲みながら、クールダウンの時間を取りました。

見るからに、体中から熱のようなエネルギーが出ていました。

当の本人でない私も、彼女が退行で光を見出してからは、少し離れる様に座っていましたから、本人は凄いエネルギーの中に包まれたことでしょう。

少し両手を触って、エネルギーが下へ流れる様にしました。流れを作った方が早く治まると思ったからでした。

少し経って、熱はまだ少しあるようでしたが、本人はだいぶ冷めたと言っていました。

初めて光との遭遇に、少し混乱しているようでした。何だったのだろうあの体験は。。。でも、ずっと探し求めていたものだった。そこには何もない無だった。と、振り返っていました。


私もだいぶ昔に、光との出会いはありました。当時の私には不思議な体験でした。光に包まれると、言葉では言い表せない幸福感に包まれます。感動にも似たもので、とても優しく、また力強いものです。その後何度か光に包まれる体験はしています。


彼女の場合は、何千年の遥かから探し求めていたものに、会った(見つけた)感覚だったみたいです。


多分これを期に、彼女はスピリチャル(精神世界)の世界へと、より一層入って行くのではないかと思います。過去世体験で、過去世を否定出来ない状態になり、今度は、神(ユニバース等)を否定出来ない状態になったのです。



今度は日にちを変えて、彼女が私にIHをしてもらう番です。つづく。。。。

Tuesday, June 11, 2013

天城流湯治法のほんの一部

自分の体を知る。


杉本錬堂さんの天城流湯治法の勉強会に参加してきました。

天城流湯治法とは、ホームペーからの抜粋で、「伊豆高原在住の杉本錬堂が自身の病気や怪我を克服する過程で築き上げた独自の健康法です。自分の身体は自分で守る!の考えにより自分の身体を知り、身体の手入れ法」 です。

HPにある身体哲学が気に入ったので、それも載せま~す。

1  歯はなるべく自分の歯で左右バランスよく咀嚼できる事

2  骨は肉体を支える骨組みとして存在している事

3  腱は縮みなくゴムのように柔軟であること

4  筋肉は滞りなく硬いところが無い事

5  内臓は柔軟で血液、リンパの流れがいい事

6  正中心軸の左右のぶれが無くバランスが取れている事

7  天のエネルギーと地のエネルギーが通っていくよう氣の滞りが無い事


前回は私がデモンストレーションのモデルになってやって頂き、感動的でした。ここが痛いと言えば、あっという間に治してくれるからです。

今回は他の人モデルで、施術を見る感じになりました。

錬堂さんのワークはいたって簡単です。基本は体中にあるツボの様なポイントや筋肉を揉むだけです。後は筋をペンの様なスティクで切るようになぞるだけ。

骨から筋肉を剥がすように揉む。筋肉が骨に癒着して筋肉が柔らかい状態になっていないのが問題を作る。腱も癒着してると伸びっぱなしになってしまい、柔軟性を欠けてしまうのも問題。だから揉む。

内蔵も全てと繋がっているので、体のどこかに滞りがあると影響を受けるし、内蔵が不調だと体のどこかに滞りが出来るのではないでしょうか。

スティク又は爪で筋を切るようになぞる場所は、痛みのある所痛みに関係している所でないので、その辺はよく分らないです。多分躰起点 (たいきてん)と呼ばれてるものなのかしら?躰起点はエネルギーの中間点で、そこをスティックで切ったり、揉んだりすると一瞬にして体がほぐれる点です。

筋肉を骨から引き離す様に揉むのは、誰でも出来ますので、頑張って揉みほぐします



私の両足はどこを揉んでも、凄く痛い。捻挫をした為かそうでないかは不明ですが、特に足首が痛い。くるぶしの周りからアキレス腱周りがガチガチです。それに右太ももの横にある手術の跡の下の筋が、触っただけで痛い。そこを我慢して骨と筋肉を剥がすように、優しく揉む。足首も痛さ堪えて、揉む。ふくらはぎ、太腿も揉む。痛~い。柔らかくな~れ。

段々体が熱くなります。そして、足が軽くなり、むくみも取れて来ます。

足が軽くなるのは、いつも重い感じなので、とても有り難いです。一緒に肩の凝りも取れる感じです。

マジックの様に簡単に錬堂さんは、痛いところを取ったり、体や顔の歪みをにあるポイントを揉むだけで治します。何で分かるんだ?どうやって知るの?ってもう顔が(_;)

なので、腰が痛い時はこのポイント、肩が痛い時はこのポイントと、それぞれの痛みの場所によって効くポイントを覚える必要があります。

私はそれぞれを覚えるのは大変な感じで、そもそも覚える事自体得意ではありません。

何か法則みたいのがあって、それが分かれば、各ポイントを覚えなくても分かるかも~と安直な方向へ向かいます。

錬堂さんをよく見ると、自分の体に聞いています。

ここが痛くて、ここが原因だと(痛い場所とその原因は常に違う所です。錬堂さんは常々痛い場所は正常な場所だと言っています)、どこがポイントだ?と自分の体の反応を見ています。

独り言の様に、そう言う事を口に出す事があって、はじめは誰に聞いているの?って思いました。

彼は、自分はサイキックでも何でもない。体の反応に凄く敏感なのが、自分の能力だと言っていました。それと筋が見える事もだね、と言っていました。(それってサイキックなんだけどね。敏感に反応を感じられる事や、実際に見えていないものが見えるのも。サイキックが一般的なイメージで語られているのが、問題。直感でもサイキックだからね。)

自分の体の反応に敏感ということは、人の体も敏感に分かると言っていいと思います。だから、人の色んなケースに、対応出来るのではないかと思います。

自分の体に聞いてみる。

私の勝手な解釈では、痛みの場所から、原因の場所を探し、ポイントを見つける三点法(勝手に命名。) そして、原因の場所とポイントを揉む(原因の場所も滞っているから)とよくなるといった具合。

では、どうやって痛みの原因の場所とポイントを見つけるか?

もちろん錬堂さんの本やテキストを見るのが一番ですが、感覚的に理解したい私は独自の解釈や湯治法の理解の助けを見つけたいと考えています。

勉強会が終わってから家で、自分の足を揉みながら、痛さに耐えながら(悪い所があるから痛いので、誰でも痛いとは限りません。むしろ普通はそんなに痛くないかも。)、考えました。揉んでいる箇所の痛みが取れて、筋肉が柔らかくなって、他に何処が楽になるか?何でこんなに痛いのか?揉む感触は?などなど。

痛い箇所を軽く押すと、響く場所があります。そこがまず原因点。原因点を押すとまた響く所が出てきます。そこが、ポイントではないかと思いました。その響く箇所2点をほぐすといいのではないかと、推測しました。

関節にある筋肉や腱の集まっている部分は、ストレスの掛かる所なので、重要な部分。そこを揉む。

私は東洋医学の専門家ではないけど、ツボと経絡に関係がある気がします。痛い部分がツボの位置だったりしますから。でも基本は骨と筋肉の分離。

錬堂さんは、いたって簡単な方法で、痛みや歪みを治してしまうので、人々から不思議という声がよく聞こえますが、我々は不思議と連発しまうほど、身体について分っているのでしょうか?我々は知らない事が多いのですから。もはや何もかも不思議。

複雑に考えると難しくなるので、単純に単純に考えようと努めます。

その内(_;)が\(^o^)/になることを信じて、痛さ堪えて、揉み揉み。


Wednesday, June 5, 2013

IHセッションリポート

思いを残す。



IHセッションレポートです。


ご本人の了解を得ましたので、IHの体験レポートです。


友人のご紹介で知り合ったMさんは、今回IH初体験でした。
Mさんは私のように感覚が鋭い人なので、どんな感じのセッションになるのか、内心楽しみにしていました。本人はドキドキだったみたいですが、まあ~簡単なお題は出ないだろうな~と思っていました。

IHに入る前にザックリとした問題設定をします。案の定、本人から提示された解決したい問題は、筋反射でYesが出ませんでした。

なので、探って行きます。簡単に分けられている分野別を利用して、筋反射を取っていくと、能力が出ました。それについて思い当たる事を、話して貰いました。

話終わったので、IHに入ろうかを思いきや、筋反射では入れてくれませんでした。

まだ何かインフォメーションが必要みたいなので、何からヒントの情報が取れるか筋反射で探ると、年齢退行が出ました。Mさんはひぇ~過去世かしらと言っていましたが、必ずしも生まれる前が出るとは限りません。

年齢退行をすると子供のときの年齢に当たりました。その年に何かが起こったかしら?と尋ねると、え~~と顔をしかめて「はい」と答えられました。まだIHに入っていないので、その話を今する必要はないと判断し、ここでIHに入れるか筋反射を取ると、入れるYesが出ました。

IHのセットアップをして、ルートチャクラを開けて、問題設定開始です。

先ほどした年齢退行で出てきた話を少ししてもらい、問題設定になるような、思い当たる事も話して頂きました。しかし、これっと言ったような問題で、筋反射の腕が動くものが出てきません。

私は筋反射で動く腕の振りで、段階を設けています。
話して貰った主題に対して、筋反射する腕が動かない時は、Noです。

これは、このセッションのエネルギー調整に関係ないと言う意味で取っています。

なので、その事の問題自体がその人に関係ないと言う意味ではないと解釈しています。

微妙に動く時は、その問題や話は、遠くないけど、近くないと判断しています。

腕のこの微妙な動きの振れ具合で、近さを図ったりもします。

腕が大きく動く時は、もうYes!ですね。

Mさんにスキャンリストからヒントを貰いながら、問題を堀起こそうとしましたが、大きく腕が動く事がありませんでした。何か問題から本人が逃げているのではないか、と感じました。ここでさっき行なった年齢退行をしてみようと思い、筋反射で行うか聞くとYesが出たので、年齢退行を始めました。

すると、生まれる前で反応があったので、過去世退行をしていきました。

今問題にした原因のある過去世まで戻っていって貰います。中々戻らないので、頭で考えないで、流れに身を任せて下さいと話かけました。

戻ると、何か場面が見えてきました。それに付いて話て貰い、どう感じるかも話して貰いました。

急に彼女が、何でこんなことを話しているのだろうと言い出しました。きっと本人が思ってもみないことなので、どうしてそんな話が出てくるのか?何でそんな話をしているのか?少し我に返ってしまったのではないかと、思いました。

ここで、我に返ってしまい頭で考える様になってしまうと、退行が台無しになる気がしたので、何も考えない、身を任せて下さいと声を掛けました。

過去世退行をして、何か場面が見えて、しかも場面だけの情報ではない感情や他の様子も分って来ます。しかもそれを見ている今の自分も片や意識にあるので、その意識が大きくなってしまうと、ニュートラルな状態がなくなり、何も情報が取れなくなる可能性が大きいです。

ご本人は、今までにない体験なので、驚かれたのだと思います。どうしてそんな映像がみえるのか?この感情は何なのか?

それから、彼女は私の言う通りに流れに身を任せ、場面場面、その時に思うことを話してくれました。もう情報は無さそうなので、今に戻ってもらおうと思ったのですが、以前のセッションで戻れない経験をしたので、他の過去世に行く必要があるか、筋反射で聞きました。するとYesなので、別の過去世に行って貰いました。

彼女は計5回別の過去世の物語を、見ました。それぞれは、違った性別で、地域も違い、全く違う人生を歩んでいるのですが、どの物語にも主人公とMさんに共通した点がありました。それを通して、今ある問題点を浮かび上がらせていました。

現在に戻って来たあと、今まで見たり、話をしたことを総括して、問題だと思う点を述べて貰いました。幾つかすんなり出て来ました。

この過去世体験をすると、すんなり自分の問題点が口に出て来ます。筋反射も反応するので、IHで調整したい問題であることが分かります。

問題設定は出来たので、次に進みました。次は目標設定です。目標設定も同じ様な過去世での人生を見せられているので、苦労せずに決まりました。

問題設定が出来たので、目標設定がすんなり決まるとも限りません。目標は問題が解決する少し先の展望を目指して設定をします。

例えば、人見知りをする事が問題でも、目標設定は、人見知りを直すでは設定出来ません。人見知りが治った後に自分がどういう風になっているかを感じて貰い、その理想の自分に成るにはどうするかと言った目標にします。

その先の部分が想像出来ないと、目標設定に時間を取られてしまいます。

目標設定が出来たので、次に進んで、修正して、統合して終わりです。(ここでは修正過程を省略します。)

Mさんはセッションの途中から、膝を立てました。私は彼女が足を伸ばして横になっているのが、辛くなったのだと思い、何も聞かずにそのままの状態で居てもらいました。

セッションが終わってから、Mさんは途中から腰が痛くなって来たので、膝を立てていたと言ってました。彼女は腰痛持ちだったのですね。

この頃はセッション中に、体が痛くなる方が多くなって来ました。痛くて仕方が無い時以外は、私はその事に直接対処しません。セッションが終わったら痛くなくなると思っているからです。実際に痛みは消えます。大抵は普段から気になっている身体の調子や前々からある痛みが、セッション中に出て来る事が多いです。その身体の調子や痛みは個人差は有りますが、改善されます。

普段、体の調子が悪かったり、痛かったりする所は、エネルギーが滞っている場所だと思います。それが身体的な物理的原因だけでない原因が、必ずあると考えています。

セッションが終わってからMさんに、腰はどうか聞きました。何となくイイかな~と言っていました。彼女は車で家に帰るので、長時間の運転で腰が少し心配でしたが、その夜にメールを頂き、腰は大丈夫だと書かれていました。

それから2~3日経って、またメールを頂き、セッション中でみた過去世の時の少年が、癒された感じがあったそうです。その事が起因しているのかは分かりませんが、腰の調子が悪くないそうです。

多分、ネガティブな思い(気持ち)が体の痛みを発症させるのではないかと、ふと思いました。その少年が思い残していた事が、何代の過去世にも受け継ぎ、現世でも内在していて、サインを出すかのように体に痛みを生じさせる。

今、内在しているその思いを手放せば、痛みも無くなり、軽くなるのではないかと思います。

私もあるお寺でお教を聞きながら、座って居る時に起きた、自分の過去世の体験を思い出した時に、やたら右足が痛かった事を今思いだしました。その時の話はこちら
http://junkonomura.blogspot.jp/2011/04/blog-post_05.html

その時の思いが、私の右股関節を痛めたと言われても否定出来ないように思えます。その過去世当時もやり遂げずやり残した感があり、当時右股関節を痛めた時も、同じ思いがありました。

私が前々から感じ取っていた、自分がスピ系(心、魂)に入り過ぎると、身体に関して興味を持ち、身体的な興味に入りすぎると、心理、精神に移行したくなる感じを、両方やらないと意味がないのではないかと思う事です。それを実証したようなIHセッションがこの頃繰り広げられていました。

また改めて、心、精神、身体の三位一体の大切さを感じさせるものでした。